消費税課税事業者選択届出書ってなに?
みなさんは、消費税課税事業者選択届出書というものを聞いたことがあるでしょうか?
今回は、消費税課税事業者選択届出書とは何なのかについてご紹介しようと思います。
▼消費税課税事業者選択届出書とは?
免税事業者から課税事業者に変更するときに税務署に出す必要がある書類のことです。
免税事業者とは消費税を納税する必要がない事業者のことで、課税事業者は反対に消費税を納税する事業者になります。
▼なぜ免税事業者がわざわざ提出するのか
免税事業者が課税事業者になる理由は、節税につながるからです。
消費税分のお金が戻ってくるのには、支払い分の消費税>受け取り分の消費税という条件を満たさなければなりません。
例えば、300万円分の消費税を支払い、200万円分の消費税を受け取ったとき、課税事業者ならば100万円が戻ってくるのです。
これは免税事業者では利用できないので、課税事業者にならなければなりません。
しかし課税事業者になると受け取った分が多いと納税する必要があり、免税事業者に戻りにくいので、先を見通しながら考える必要がありますね。
▼まとめ
消費税課税事業者選択届出書についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
免税事業者の方が良い場合と課税事業者が良い場合があるので、状況を見極めながら決めていきたいですね。
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